· 

大切な時間

早朝からお仕事ではない限り、子供たちのお世話が終わって

仕事にとりかかります。

長男は小学生ですので、朝早くに家を出ますが、次男が通うデイは9:30からお預かりがスタート。

幸い歩いて行ける距離にあるので、お天気の良い日はお散歩がてら歩いて向かいます。

 

大人の足で歩けばものの3分で着く距離ですが、途中には次男がお楽しみのスポットが二つ。

一つは、かならず立ち寄る柴犬らしきワンちゃんのいる家の前。

もう一つは、時々立ち寄る公園の滑り台。

 

必ず立ち寄るワンちゃんは、はじめのうちは私たちを見かけるとずっと吠え続けていました。

しかし、そんな犬の反応を全く気にせず、その場に佇む次男。

それを繰り返して数か月・・・。

いまでは、あるタイミングを除き、全く吠えなくなりました。

 

毎朝、次男がその家の前に行くと、軒下や小屋で横たわっていた

ワンちゃんは、次男のそばにやってきて、お互い何をするわけでもなく、見つめあったり、よそ見したり。

たまに次男が「ワンワンワン~」と言ってみても、ワンちゃんは知らんぷり。

 

結構長い時間そこにいるので、ワンちゃんも軒下に戻ってみたり、他をウロウロしたり。

そろそろいいかな、と思って次男に「ワンちゃんにバイバイするよ」と声をかけてその場を去ろうとしますが、

次男はなかなか動きません。

デイの開始時間もあるので仕方なく次男の手を引いて行こうとし、次男が嫌がった瞬間です。

それまで全く吠えなかったそのワンちゃん、私に向って激しく吠える吠える・・・・(-_-;)

複雑な思いをしながら、その場を立ち去る毎日です。

 

そこから少しだけ離れたところに、もう一か所、次男がお気に入りのワンちゃんスポットがあります。

夕方時々次男と一緒にそのワンちゃんを見に行くと、結構吠えるのですが、一番激しく吠えるタイミングが

やはり私が次男の手を引いてその場から立ち去ろうとする瞬間。

ワンちゃんたち、次男のことをお友達と思ってくれているような、温かい気持ちになります。

しかし、私のことは要注意人物と思っているのかも!?

 

そんな道草をしながら、今朝も無事デイへ次男を送りました。

朝からこうやってイライラ時間を気にすることもなく、子供のペースを守ってあげられる時間。

長男の時には持てなかった時間だからこそ、

大切にしたい時間です。