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「いま」という時間

今日は大分駅近くにある行きつけの美容室へ。

髪型が整うと、気分もあがります。

 

 

さて、今日は「いま」という時間についてです。

 

たぶん20代の頃から、何かをしたいと思ったときに、その思いを先延ばしにせず行動に移す、ということを意識してやってきたように思います。

「そのうち」とか「いつか」ではなく、「いま」。

少しがんばればできそうなことは、未来ではなく現在で。

 

例えば20代半ばで行った、イギリス一人旅。

すでに就職していたので、まだ責任の軽い若いうちの方が休み易いだろうと

いうことも考えましたが、仕事以外のその他のタイミングを見たときにも、いまだ!

と思い1週間まるまるお休みをもらって渡英。

その後海外への旅行はありますが、「海外一人旅」は、後にも先にもこの時だけ。

仕事もその後忙しくなり、丸1週間お休みをとるなんてなかなかできなかったので、あの時行って本当によかったと思っています。

 

充実した「いま」の積み重ねがよりよい未来を創ってくれる。

だからこそ、いまできることはしておきたい。そんな思いで他にもいろんな経験をしてきました。

 

しかし、「いま」を充実させるには海外旅行に行ったりなどの非日常的経験も日々の生活を潤してくれますが、日常の生活こそが大事だとも思います。

私が心地よい住空間にこだわるのも、日常の生活を大切にしたいという思いからきています。

 

 

以前、70代のご夫婦のご自宅の一室をお片付けサポートさせていただいた時のこと。

日頃から様々な活動をアクティブにこなしていらっしゃる反面、家の中の片付けがなかなか進んでいないご様子。

押入れの中は様々なものでいっぱいで、お部屋のいたるところにさまざまなモノが置かれ、そのお部屋はパソコンで作業したり

ネットサーフィンを楽しむお部屋にもかかわらず、ありとあらゆるモノだらけのお部屋でした。

モノの整理を一緒にすすめていくと、いまの生活にすでに必要でないものが大半。

すでに手放してもいいものにお部屋の大事なスペースを占領されている状態で、部屋が十分生かされておらず、

そのお部屋はお客様の目にふれないよう戸を閉めきった状態。

 

 

これは本当にもったいないことだと感じました。

お部屋を有効に使うということもありますが、「いまの生活」に必要のないモノで貴重なスペースが占領されて、

「いまの生活」が手狭になっているし、不便も感じている。

それから整理をすすめ、「いま」の生活に必要なモノ、「いま」も含めこれからのお二人に必要なモノを

必要な場所におさめていき、お部屋はスッキリ。押入れもたくさんのスペースの余裕ができました。

 

モノの整理は「いま」の自分、「いま」の生活を見つめ直す良い機会となります。

いまの自分に合った生活を整えていくことで、暮らし心地はグンと上がっていくように思います。

人生長くなればなるほど、モノも増えてくるものです。

それぞれのライフステージに合った生活を整えていくお手伝い、そしてその方に合った「いまの暮らし」を整えるお手伝い。

これも私の大事な役目だと思っています。