· 

食器棚へのひと手間

昨夜、久しぶりにグラッときた揺れ。

寝る前のリラックスタイムにやってくる緊張の瞬間。

昨年を思い出し、しばらく落ち着きませんでした。

 

もしもに備えて、昨年の地震のときにいろんな対策を講じた方は多いと思います。知り合いの震災経験者から、寝室に必ずスニーカーなどの動きやすい靴とマスクは常備したほうがいいと聞き、バッグ以外にベッド脇のかごに靴とマスクを入れています。

ガラスなどの危険なモノが散乱しても逃げられるように。

有事の際はどこからか火が起きて煙りがあちらこちらから漂うらしく、マスクなしでは逃げられないとのこと。

 

さて、地震の際に食器棚の食器が落ちて割れ、キッチンに立ち寄れないという話を聞いたことがあります。

割れものが散乱すると、そばを通って逃げることもできません。

そこで、昨年から我が家でも食器棚に滑り止めにもなるシートを食器の下に敷くようにしています。

これはニトリで購入しました。キッチン用品の売り場で販売しており、自分でカットして使うことができます。

このシートを食器棚の食器の下に敷いていた別府の友人が、昨年の地震の際に食器が落ちてこなかったというのを聞き、かたや別の別府の知り合いからは、食器が落ちて割れ大変だったと聞きました。食器棚の食器の下に特に何も敷いていなかったとのこと。

これだけのことで大きな違いが出るようです。

 

シートを敷く前に、食器を整理し量を見直すことや、食器の収納場所を考え直すことも大切です。

これはスムーズに家事が進むという目的のほかにも、有事の際の安全へも結びつくように思います。