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思い出のお茶碗

こんにちは

9月になり、少しだけ暑さが和らいできました。
朝晩の涼しさが心地良い季節ですね。


今日は久しぶりに出番が到来した、子供用のお茶碗について。


今から約10年前、週末にちょうど仕事が入った日に、仕事帰りに寄ったトキハの食器売り場でたまたま見つけたのが、このお茶碗。




トキハへは別の買い物で行ったにもかかわらず、一番に目に止まったこのお茶碗。
その頃長男はまだ2才か3才の可愛い盛り。

ご飯もしっかり食べれるようになり、
そろそろ陶器の茶わんを買いたいと思っていた時に、偶然出会ったのがこれ。
その頃、車ブームの長男にはぴったりで、消防車の絵が入ったこのお茶碗を見つけた時には、私が嬉しくなったのを思い出します。


反対側はこんな感じです。
信号機を思わせる丸が3つ。


有田焼でサイズも小さくて可愛く、
いいもの見つけた〜と満足して買って帰りました。

その後しばらくは、毎日のように食卓に登場。
長男の成長を支えてくれた思い出のお茶碗でしたが、成長とともにお茶碗のサイズが合わなくなったためその後しばらくは出番がないまま月日が流れ…あれから約10年。
しかし、その日は突然やってきました。




とってもこだわり派の次男に、たまたまこのお茶碗でご飯を出してみたのです。

本当にたまたま。


いつもと違うお茶碗に最初は不機嫌になりつつあった次男。
その時はおとなしくこのお茶碗で食事を済ませました。
そして、その次の食事の際にいつものお茶碗に入れたご飯をテーブルに並べると、全く予想をしていなかったのですが、わざわざ自分でこのお茶碗を取りに行き、これがいいと主張したのです。


これまで次男には使わないまま、このサイズでは小さくなってしまっていたので、もう出番はないかな〜と漠然と思っていました。


しかし、長男の子育ての思い出が詰まったお気に入りのお茶碗の出番再来に、きっと誰よりも私が嬉しく思う最近の食事時間です。 
次男も嬉しそうに使っています。


このお茶碗を通して、当時の子育ての慌ただしさやいろんな感情を思い出したり懐かしんだりを、時々しています。