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今にフォーカスする

7月がスタートしました。
昨日は久しぶりに晴れて暑い1日でしたので、家族で抹茶スイーツを食べに行きました。
鶴崎にある北川園の和風パフェ。
空いていた小腹も満たしてくれて大満足でした。


さて、7月となり4月から6月までの3ヶ月間を1クールとして振り返ると、この3ヶ月間はただただ走り抜けた様な感じです。

高齢になった父に介護認定がおり、日常生活の中で支援が必要な場面が増えてきました。

同居する兄弟からの連絡で、母のことで前からお世話になっていたケアマネさんに相談して、まずは父母が揃って通えるデイサービスを数箇所ピックアップしていただきました。

そのピックアップされたデイサービスへ事前に見学へ。
実際の施設の建物や立地場所、日中の支援の様子、支援者さんと直接お話しした雰囲気などを見ていきながら、父母に最適だと感じるデイサービスがあったのでそこにお願いすることに。
春から両親揃って通っています。

次男は障がい者デイサービスへ就学前から通っていますが、障がい者向け福祉サービスの利用と高齢者福祉サービスは利用の流れが同じなので、次男の時に経験したことを生かしながらスムーズに進めることができた様に思います。
そして両親が揃ってデイサービスへ通っている間に、兄弟で実家の掃除やモノの整理、わかりやすい収納場所への収納、整頓などを時間をみながら進めています。

高齢になっても、できることはみずからできる様な環境づくりを、ということを考えながら、選びやすい洋服の収納や、わかりやすい薬の収納、日常的に使うモノの置き場所を工夫しています。

もともと整頓好きな親ですが、育った時代の影響もあり、モノを手放すことがなかなか難しい世代。
でも、多くのモノを管理したり、活用するのも難しい年齢になっていますので、そこはやりすぎない程度の整理が必要です。


親が高齢になってできることが減っていくのは確かなことですが、それよりも、今できることがしっかりできるように、その機会を持てる環境を作ることが大切なことだと思っています。

それは子育ての時も感じたことです。
子供の成長に合わせて、おもちゃや衣類などの収納をどのように工夫すれば自らできるか。
できることが一つでも増えると、自信を感じてくれる様に思います。

大切なのは「今」がどうかということ。
過去がどうだった、ということと比較するのはあまり意味がない様に感じます。

認知症になると、「今」の出来事を時間が過ぎると忘れてしまいますが、何があったかを忘れても、その時に抱いた感情は覚えているそうです。
どれだけ「今」の瞬間に、楽しい、嬉しい、心地よい…そんな明るい感情を抱くことができるか。

私たちが日々過ごす時も、シンプルに考えれば「今」に集中して生きていれば、結果、充実するんだろうなと思ったりします。


この3ヶ月間、今の両親に合わせた生活環境や支援体制づくりに力を注いできましたが、これをベースに、少しずつマイナーチェンジしながら最適な環境づくりを今後も進めていこうと思います。