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数を絞るのは選ぶ力のトレーニング


大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。


収納がうまくできない時や
収納してもなんだかスッキリしない時、
雑誌やSNSでみた「あんな風に」収納したいのに…と思うけれどうまくいかない経験はありませんか?


また、収納してみたけれど取り出しにくくて使いづらい。


そんな時の原因の一つは、
モノの量がスペースの容量に合っていない場合があります。



家の中にあるモノはあって当たり前。
減らすことなんて考えたことがない。


まだ使えるし、いつか使うかもしれないから「とりあえず」とっておこう。


なかなか捨てられない。


いただいたモノだから手放すなんて…



そんないろんな思いが頭の中をグルグル…


実際に整理し始めても、とっておくモノと手放すモノの判断を繰り返していると疲れてしまう…


そのモノが必要か、必要でないかを判断し区別していくのが「整理」ですが、この整理が実は理想とするお部屋づくりには最も重要です。


「整理収納」や「整理整頓」という聞き覚えのある言葉も最初にくるのは「整理」。


整理する行為は必ず必要なことですが、学校では教えてくれません。
それぞれ家庭の中で生活スキルの一つとしてなんとなく学んできたのではないでしょうか。


この整理する行為を、私たちは生きてきた中でおそらく何万回も繰り返してきています。


整理とは区別すること。
そのモノが「必要」と区別し選んでいくことなんです。


そのモノが「必要」と判断を下すには、
モノによってその理由が違うかもしれません。


感情が乗って「好きだから」「心地よいから」という理由で選ぶのは、身につける衣類やアクセサリー、ソファや椅子などより肌に触れる機会が多く、視覚や触覚などの感覚により影響するモノではないかと思います。
そしてそれが趣味のモノの場合も。
インテリア雑貨や家具なども、肌に触れないまでもそれが趣味として楽しめるモノであれば選ぶのに感情が乗っているモノだと思います。


一方、便利さや使いやすさ、価格がちょうど良いなど利便性が勝るもの…例えば日用品などはこの部類に入ると思います。


モノと一言で言っても、それがその人自身の生活の中でどんな役割を担っているかによって、必要と判断する際の基準が変わるものです。


ある調査によると、1人の人が生活するのに必要なモノの数は1500個と言われています。

つまり、私たちは平均して所有するそれだけの数のアイテムに対して整理の判断が必要なわけです。

整理力を上げるには、とにかく整理の機会を増やすこと。
それが一番だと思います。


整理していく中で、その人自身の整理の軸か見えてきます。

また整理していくと、自分が理想とする暮らしまでの道筋がだんだん明確に見えてきます。




写真は子供が小学生の頃、一緒におもちゃの整理をしている時の写真です。


小学校中学年くらいから、そうやって整理の仕方を教えています。


おもちゃはたくさんあれば嬉しいかもしれませんが、よくよく考えると遊ぶ頻度が違ったり、その時期によく遊びたい旬が違ったり、前はよく遊んでいたけれど今はほとんど遊んでない…
そんなおもちゃとの関係を考えながら、整理してきました。


整理は他にも本や教科書、参考書、プリント、衣類なども。



整理は、その時によく使うモノ、好きなモノなど使う頻度やモノへの情熱などモノとの関係で区別し、収納スペースを考えながら必要に応じて数を絞っていくこと。
これは、自分の感情や思い、考えと向き合って、今に最も心地よいしっくりくるモノを選ぶトレーニングにもなっています。


選ぶ力は何度も繰り返すことで、必ず育ってきます。

もし整理が苦手…という方は、まずは少ないアイテムから試してみてくださいね。


一人ではどうしても難しい…という方は、訪問アドバイスでじっくり整理の仕方をお伝えしていますので、ぜひご相談下さい😊