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隙間が生むココロのゆとり


大分の整理収納アドバイザー 板井善江です。


私が収納を考える際にこだわることの一つが「見た目」です。


使う収納ツールの高さや色合いを合わせたり、色数を減らしてスッキリした見た目にすることで、その収納を見た時の視覚から入ってくる必要のない情報をカットし、知らず知らずのうちに感じているストレスをなくしたいと思っています。

むしろ、見て気持ち良い収納が目指すところです。


収納を考える時には、そのスペースを上手に活用することが大切で、そのためには収納ツールを使ってスペースを区切り、有効的にスペースを使います。


有効的にスペースを使うというと、スペースいっぱいをムダなく活用するという風に考える方がいるかもしれませんが、その際に大切なポイントは収納したものが「取り出しやすく、しまいやすい」ということです。


収納でよく聞く言葉に「シンデレラフィット」があります。

あるスペースに例えば収納ケースなどがきれいに収まった状態を指しますが、フィットと言ってもスペースには少し余裕があることがもっと重要なことだと思います。


これは以前訪問アドバイスでサポートさせていただいた、おもちゃ収納の写真です。





当時3歳のお子様が、一度に一緒に遊ぶおもちゃをケースにグループピングし収納しましたが、各ケースはあえて離して収納しました。

隙間なくケースを並べた方がキレイに仕上がりますが、あくまでも子供さんの取り出しやすさや片付けやすさを考えた結果です。

この隙間があることで、両手でもケースが取り出しやすくなります。




また、例えばお気に入りのインテリア雑貨を棚に飾る場合。

たくさんのモノを並べてしまうとごちゃごちゃした印象になってしまいますが、数を絞ることで一つ一つのモノが生きてきます。

それぞれのモノを際立たせるために、飾る際に並べた雑貨の間にはある程度の隙間が必要です。

その余白が、それぞれのモノを引き立ててくれる役割をしてくれます。


収納でもぎっちり詰め込んでしまっては取り出しにくくなり、収納を作っても続かないものとなってしまいます。

程よい隙間が使いやすい収納にしてくれるのです。



収納スペースでは8割収納を目指すと、例えばいただきモノのような急に新たなモノが増えた場合の一時置き場になるので、部屋がモノで占領し始めることがありません。


収納スペースにゆとりがあると、それを見た時の気持ちにも不思議と余裕が感じられるものです。