今日のブログタイトルにある『コレカラ(Co-Re-Color)』とは、令和7年度大分県女性起業家創出促進事業の名称です。
この度、ディレクター兼司会としてこの事業に携わらせていただいています。
「女性起業家」というとなんだか恐れ多い感じがする言葉ですが、事業を始めた一人として、
また元広告代理店勤務の経験を活かし、企画の段階から参画させていただいています。
この『コレカラ』は、起業に立ちはだかる「壁」と言われるもの──財務・法務・税務などの知識不足、メンターの不足、資金のこと、家庭との両立──などの「壁」を乗り越えるための厳選したプログラムで構成したもので、これから起業したい方や、すでに起業している方にとって必ず役に立つ知識の習得やネットワークづくりができることを意識した内容になっています。
また、特に力を入れているのが「仲間づくり」。
事業を始めると、時として意見を聞いたり、相談できる「仲間」の存在が欲しくなります。
同じ志を持つ仲間が一人でも多くいることは本当に心強いものです。
そんな仲間づくりのために、各回グループワークを行ったり、隙間時間には名刺交換ができる時間があり、会が終わった後1時間はフリータイムを設け自由に交流できるようにしています。
応募開始から反響が大きく、募集定員の倍以上の方々にご応募いただきました。
これまで2回のプログラムが行われましたが、どちらも起業に関心を寄せる多くの方で賑わっています。

こちらは初回のグループワークの様子。
この会は『コレカラ』キックオフとして、先輩起業家による講演会と起業に関するQ&Aセッションを行いました。
先輩起業家による講演会では、広島県から江川佳代先生にお越しいただきリアルな起業ストーリーをお話いただきました。
実体験を経て紡ぎ出される言葉のひとつひとつに熱量を感じ、メモを取る手が止まらない・・・そんな回でした。
Q&Aセッションでは起業に関する疑問や質問に、講師の先生をはじめすでに起業している方からも経験談をシェアしていただく時間でした。
なかでも、子育てをしながら起業した場合の子供や家族との時間の確保のための「タイムマネジメント」に関する不安や質問が印象的でした。
そして第2回目は「マネープランセミナー&支援機関による相談会」が行われました。
事業を始めて売上目標を考える起点として、今の生活を考えて「いくら稼ぎたいのか」という考えや、将来の理想に考えを広げそのためにできることを自己分析して整理したり、資金形成にも必要な金融リテラシーを高めるための金融商品の説明を聞いたりなどFPである濱野臣子先生に詳しくお話いただきました。
また支援機関による相談会では、補助金や開業のタイミング・資金調達方法や融資についてなど実務的な質問があり、今回ご参加の大分みらい信用金庫様、大分商工会議所様、おおいたスタートアップセンター様より丁寧でわかりやすいご説明をいただきました。
困ったときに相談できる支援機関といいましても、個人で活動していると少し敷居が高く感じてしまうこともありますが、この機会に支援機関の具体的な支援方法を知ってもらったり、実際に担当者の顔がわかることで相談することへの抵抗がなくなればと思います。
次回は10月8日、立命館アジア太平洋大学サスティナビリティ観光学部の須藤教授をお迎えし、「ビジネスアイデアの創り方~身近な『困ったな』を仕事に結びつける方法」をお話いただきます。
私自身も毎回楽しみなのです。
初回終わった後、統括プロデューサーの佐藤宝恵ちゃんとのショット。

次回に向けて引き続き準備を進めている日々です。