これまで多くの方にご依頼いただき、ご依頼者様のご自宅に伺い整理収納サポートをしてきました。
その経験から感じた、ご自宅が整った後のご依頼者のご家族の変化を今日は紹介します。
ご依頼者Kさんは、2人目のお子様をご出産後、育休中にご相談がありました。
この時、実はKさんとお会いするのは4回目。
初回は「ママのままプロジェクト」のキックオフイベントの時。
2回目は某ハウスメーカー様主催の整理収納セミナーで、私が講師として登壇させていただいた時。
3回目はKさんご一家が家を新築される際にご依頼いただき、設計図面を元に収納スペースのアドバイスをさせていただいた時。
そして4回目は、無事に家が建ち、入居された後のタイミングでした。
Kさんはそれまで整理収納セミナーに参加され学ばれたことを実践し、実際にモノの整理に丁寧に取り組んでいらっしゃいました。
3回目お会いした際、伺ったKさんの以前のご自宅の様子からそのことを感じたことを思い出します。
4回目お会いすることとなった際、ご依頼時のお悩みは「収納スペースにモノを収納したが、キレイに揃わない見た目にモヤモヤする」とのこと。
設計図面の段階から収納についてしっかり考えられ、アドバイスにより収納を見直し適切な場所に十分な収納スペースを設けていたのですが、いざ収納スペースにモノを入れてみたところ、理想としていたスッキリとした収納になっていないことがその原因でした。
そんなお悩みがあるとご相談いただき、新居の収納スペースをみせていただくとそのお悩みがわかりました。
ゆったりある収納スペースに収納する場所を大まかに決めていましたが、はっきりとしたモノの定位置が決まっておらず、家族が片づける際にはモノの定位置がわかりづらい状態でした。
また、収納した様々な種類のモノたちはサイズや色が違い、収納スペースを見た時にごちゃごちゃした見た目になっていました。
そこでご希望でもあった収納スペースに合う使いやすい収納ツールをコーディネートしご提案。
収納スペースを効率的に区切りながら、モノの定位置を決めていき、同時に見た目もスッキリした収納へと変わりました。
収納は「取り出しやすく、しまいやすく、見た目も気持ちよく」。
これは私が収納を整える際に大切にしているポイントです。
収納を整えた後に、Kさんからこんなお話をききました。
職場復帰後、精神的にも体力的にもいっぱいいっぱい。
夜はお子様たちと寝落ちしてしまうことが度々あったKさんでしたが、収納スペースを整えた後は、ご主人が自ら部屋をリセットしてくれるようになったそうです。
どこに何を収納するか。
家族で共有する様々なモノの定位置がわかりやすいこと、しまいやすく取り出しやすいことは、みんなで片付けし合い気持ちよく暮らすために大切なことです。
そしてこんな言葉もいただきました。
「家族皆で部屋をきれいに維持できる仕組みは、育休中に手に入れた大きな武器です」。
「大きな武器」。
職場復帰後、時間に追われる日々の中で、この「大きな武器」が日々の生活を少しでもラクにする「味方」になっていたら、これほどうれしいことはありません。
仕事や子育てがどんなに忙しくても、キレイなお家で気持ちよく過ごすことを諦めたくない。
私自身も子供が小さい頃、同じように考えていました。
また、部屋が散らかった状態が続くと、むだにイライラしてしまうことも感じていました。
子供の視覚的な環境を整えることの大切さや、片づけやすい状態を作り、家族皆で片付けできる維持しやすい収納の仕組みは、何かと時間に追われ余裕がなくなってしまいがちな子育て中には必要なことだと経験から感じています。
さらに子供たちが、自分で朝の支度をしたり、片付けをスムーズにできるようになるためにも収納の仕組みを整えることは大切で、これは「自立」を後押しする仕組みづくりでもあります。
先日、Kさんのご近所に住む方に偶然とある場所で出会い、その方から「Kさんのご自宅にお邪魔しきれいな収納を見ました。」と声をかけていただきました。Kさんから私に依頼されたことをお聞きしたそうです。
部屋をきれいに維持されていることがわかり、大変うれしく思いました。
今回は育休中にご依頼いただいたお話を綴ってみました。
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